SBI・バンガード・S&P500とVOOについて検討
現在積立投資を行っている
SBI・バンガード・S&P500
と、その投資先である
VOO
について、コストの面と税制面で再度検討してみたいと思います。
比較はSBIで調べてみました。
SBI・バンガード・S&P500
運用手数料:0.0938%(信託報酬)
購入手数料:無料
売却手数料:無料
配当:米国で源泉徴収課税10%→残りを再投資
VOOの配当率2015~2019平均2.16%/年→再投資1.944%/年
VOO
運用手数料:0.03%
購入手数料:無料(2020/1/2〜)
売却手数料:0.495%
配当:米国で源泉徴収課税10%→日本で20%→残りを再投資
VOOの配当率2015~2019平均2.16%/年→再投資1.5552%/年
ここで
SBI・バンガード・S&P500
の報酬信託について
同じ系統の過去の信託報酬と実質コストを見ると
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
信託報酬:0.088%
実質コスト:0.163%
(決算日2020/4/27)
楽天・バンガード・ファンド(全米株式)
信託報酬:0.15%
実質コスト:0.221%
(決算日2019/7/16)
このようにコストの差が出てきてしまっています。
これを考慮してSBI・バンガード・S&P500も0.15%程度で考えたいと勝手に思います。
VOOを買うにはドルが必要なので為替手数料を考えます。
住信SBIネット銀行の外貨積立を使うと
1米ドルあたり2銭
以上まとめると
購入コスト:SBI(0円)<VOO(為替手数料:約0.02%)
売却コスト:SBI(税金)<VOO(税金+0.495%)
維持コスト:SBI(0.15%)>VOO(0.03%)
為替変動リスク:なし<あり
再投資:1.944%/年(自動)>1.5552%%/(手動)
※再投資に関して
VOOは確定申告によって2重課税の解消可能なためもう少し上がります
以上を計算したところ
維持コストの差より再投資の差の方が大きな影響を出しました。
(計算ミスの可能性があります)
結果
運用の成果を実感したい場合や分配金を投資以外に使う場合はVOO
長期運用、複利効果を期待する場合はSBI・バンガード・S&P500
自分はほったらかしが可能な
SBI・バンガード・S&P500
の積立投資を選択します。